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 自我状態を基に人の交流を図で表したものを対話分析(交流パターン分析)と言います。

 対話分析は、人間関係の中で自分が他者との対話をうまくすることが出来ないのはどこがどのようにまずいのかを分析して、どう改善すればよいか考えることを目的にしています。

 対話は、刺激(S)‐反応(R)の繰り返しです。たとえば、挨拶では「こんにちは」と刺激すると、相手は「こんにちは」と反応します。この刺激と反応が自我状態のどこから生じているのかを矢印を用いて図示することから対話分析は始まります。挨拶の例では、自我状態Aから「こんにちは」という刺激が生じて、相手も自我状態Aから「こんにちは」と反応しています(AからAの相補交流)。

 対話分析では対話の種類を相補交流交差交流裏面交流といった交流パターンに分類して考えてゆきます。それぞれの交流パターンの特徴について説明していきましょう。

対話分析(交流パターン分析)とは

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